耐震・制震構造

アキバ・スクエアは、安全性を向上させる基礎・構造と、地震力を低減する制震システムを有する秋葉原UDXの2Fに位置しています。
秋葉原UDXの耐震・制震構造をご覧ください。

基礎

GL-29m付近の東京礫層(砂礫)を支持層とするパイルド・ラフト基礎を採用
パイルド・ラフトパイルド・ラフト基礎は、兵庫県南部地震での長尺杭の被害などから支持杭基礎に替わる合理的な基礎形式として開発、実用化された新技術です。直接基礎と杭基礎の使用形式で、杭基礎(パイル)と直接基礎(ラフト)の両方の支持力を期待できるので、建物の安全性が向上します。
  • 直接基礎と比較して、建物荷重による不等沈下量を低減させることができます。
  • 杭基礎と比較して、杭長・杭径・杭本数を低減させることができます。
  • パイルド・ラフト基礎を採用することにより建物の安全性が向上するとともに、建設費のコストダウンを図ることができます。

構造

耐震設計基準
震度6弱から震度7の「極めて稀に発生する非常に強い地震」でも、建物の倒壊や崩壊などを起こさない構造設計を実施しております。その内容については国土交通省の大臣認定による構造評定を受けており、安全性の評価を得ています。
CFT(鋼管コンクリート)構造
CFT地上部分の架構は、柱にコンクリート充填鋼管柱、梁に鉄骨造を採用し、靭性と耐力を有する構造としています。
  • 鋼管と充填コンクリートの相互拘束効果(コンファインド効果)によって、コンクリートの耐力が上昇。また鋼管の局部座屈が抑制され軸力保持能力が向上し、変形性能を増大させることができます。さらに、高強度材料(鋼管材質:SN490C、コンクリート設計基準強度:B1F~7F;60N/mm3、8F~22F;42N/mm3)を使用することにより、その性能をグレードアップさせています。
  • 充填コンクリートの大きな熱容量が火災時に鋼管の温度上昇を抑えるため、耐火被覆を削減できます。条件を満たせば無耐火被覆も可能です。
  • CFT構造では柱を細く少なくすることが可能であり、有効空間の拡大、高層化、大スパン架構を実現できます。
  • 鉄筋・型枠工事の軽減により、建設廃材を大幅に減少させることのできる環境にやさしい構造です。
制震システム
地震力を低減するハニカムダンパシステムを採用。ビル内に合計600台設置しています。
ハニカムダンパの設置例ハニカムダンパシステム(HDS)は、鹿島独自のパッシブ型制震システムの一つ。壁や梁などの構造躯体にハチの巣状の孔を開けた鋼板を組込み、建物の揺れに伴う歪みを吸収させます。ダンパが地震力を引き受けることによって建物本体の損傷を防ぎます。
  • 超高層から低層まで幅広く対応、優れた制震効果を発揮します。
  • 地震による揺れを約30%低減し、震度5以上の大きな地震に特に効果を発揮します。
  • ダンパはシンプルな構造で、素材コスト、製造コストともに安価です。また耐久性に優れているためメンテナンスが不要です。
  • ダンパは建物内の骨組みの一部となるため、柱間隔を大きくとった、使い勝手のよい、広い居住空間が得られます。

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